今日は、開発部で行っている研修活動について紹介させて戴きます。

当社は、業務システムに関連するWebアプリケーション、iOSアプリ、androidアプリをメインに開発を行っていますが、昨今、ちまたでは「IOT」「AI」をよく聞きます。


お客様からも、センサーを活用したシステム(IOT)や、商品を撮影し、過去に撮影した画像から商品の型番を特定する(AI)などのシステム提案依頼がちらほら。


ならば、さっそくチャレンジです。

まずは「IOT」
 温度センサーを使用し、社内の温度を測定し、定期的にサーバーに送信する
 基盤:Raspberry Pi   (トライアル用の基板)
 サーバー:Webアプリケーション(Tomcat)
 データベース:MySQL
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Raspberry Pi 3 に温度センサ(ADT7410)を接続して温度データを収集して、液晶キャラクタディスプレイ(SC1602BS)に日付と温度を表示する。
このとき同時に温度データを Servlet に送信して Webサーバ側で DB に記録している。


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Raspberry Pi 3 から送信された温度データを表示する Webサイト(データのリストを表示)
 

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Raspberry Pi 3 から送信された温度データを表示する Webサイト(データを折れ線グラフで表示)



◆研修に参加したメンバーの感想
センサーから送信されたデータを処理するためのモジュール作成が以外と大変だった。
然し、センサー毎にモジュールを作成する必要があるが、モジュールさえ出来れば、後はサーバー処理。これは知って勝手の世界。



今回は、トライアル用の基盤と独自のサーバーを使用しましたが、AWSからもAWSIoTデバイスSDK、IoTデバイス接続サービスが提供されているため容易に機器、環境を揃えることが出来ます。


後は製品化するためのアイデアです。(ここが一番大変なところ)


5年後には、センサーを活用したアプリケーションやAI機能を使用したシステムが当たり前の世の中になるだろう。
世の中の流れに置いていかれないためにも、新しい技術、知識の習得など常に自己研鑽に努めることが必要です。



機会を設け、次は「AI」にチャレンジしてみます。